東京農工大学ロボット研究会R.U.RがNHK学生ロボコン優勝及びABUロボコン出場を目指し活動しています。彼らは#SeeedFusionのメイン制御基板を使用し、USB High Speedを使用した高速通信を可能とするメイン制御基板を新たに設計しました。 東京農工大学ロボット研究会R.U.Rについて 概要 東京農工大学ロボット研究会R.U.Rは東京農工大学公認のものづくりサークルで、NHK学生ロボコン優勝及びABUロボコン(ABUアジア・太平洋ロボットコンテスト)出場を目指し活動しています。また、NHK学生ロボコン以外にも知能ロボットコンテスト、関東夏ロボコン、東海地区交流ロボコンなど様々な大会に出場しています。 どんな活動してるの? 製作するマシンの多くが自律型で、実践を通じて機械(設計含む),電気回路,制御などを幅広く学ぶ事が出来ます。 また、1台のマシンを少人数で作るので、上達すると1人でも自分のマシンが作れるようになります。 NHKロボコンで優勝すると、世界大会に国の代表として出場する事ができます。 ABUアジア・太平洋ロボコン2023 8月中旬にルールが発表されたABUアジア・太平洋ロボコンですが、テーマはアンコールワットのケーシングフラワーです。指定の8つのポールにリングをひっかけChey-Yoを達成することで勝利となる競技ですが、R.U.Rも大会に向け開発を進めています。 今回発注した基板について 今回我々が作成を依頼した基板はメイン制御基板です。 この基板は制御全体のメインとなる基板でR.U.Rでは主力としてなくてはならない基板の一つです。ROS(Robot Operating System)を使用した自己位置推定をするためには足回り用エンコーダーやジャイロセンサの値を高速でPCに転送する必要があります。このためUSB High Speedを使用した高速通信を可能とするメイン制御基板を新たに設計しました。 簡単な概要図は以下のようになってます。 Seeed Fusion PCBでの基板発注(品質に関してと感想) 弊部では各用途に合わせて基板を設計しています。弊部では基本的に設計した基板を発注し部員が実装するという形で基板を設計しています。今回も新たに基板を設計したのですが、大会に向けて複数枚製造する必要があり、Seeed Fusion PCBのPCBサービスを利用させていただきました。また、今回はステンシルの方も発注させていただきました。今回発注した基板はメイン制御基板ということもあり複雑な基板でしたがさすがはSeeed…
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